函館山ロープウェイ

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豆知識 記事一覧

三角点

みなさん、昨日6月3日は何の日かわかりますか?「測量の日」です。マニアック!

1949年6月3日、「測量法」が公布されたことにちなんで、建設省(現在の国土交通省)、

国土地理院等が1989年に制定。

測量・地図への幅広い理解と関心を深めてもらうことを目的としているんだそうです。

 

なぜこんな前振りかというと、函館山山頂には「三角点」があるからなんです!

三角点.gif

 

・・・って三角点って何?

 

三角点とは、三角測量を行う時に地表に埋定された基準点のことを三角点といいます。

 

って言われてもピンとこないので、ぶっちゃけ簡単言うと、緯度・経度の基準となるポイントです。

このポイントに基づいて測量を行い、地図を作製したり、地殻変動の検知、地震予知に

利用されています。

三角点は全国に存在しますが、通常見晴らしのよいところに設置されることが多いので、

山頂に三角点があるところが多いようです。ちなみに、函館山の三角点は三等三角点です。

 

一度だけお客様に「三角点はどこにありますか?」と聞かれたことがあり、正直驚いたんですけど、

いろんな視点で日本中を歩き回ってる方がいらっしゃるんですね。

函館山に訪れた際は、是非探してみてくださいね。

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スキルアップセミナー

  • 投稿スタッフ: ナリタ
  • 2013年9月 1日 11:15
  • カテゴリー:豆知識

こんにちは、

心地良い天気は続いていませんね。。

 

先日、みなみ北海道観光推進協議会主催の

スキルアップセミナー

~写真を使って効果的に情報発信しよう~

講師は、はこだて未来大学 情報アーキテクチャ学科 原田泰教授でした。

 

というセミナーに参加して一皮剥けて来ました。

 

街を散策して、写真を撮り

それの写真についてのテーマを決めたり

その写真から読み取れる情報を書きだしたりする

という内容でした。(ざっくりですが、、、)

さてさて本題です。

街を散策して撮ってきた写真を紹介します。

画像 020.jpg

この写真はとある元町のソフトクリーム屋さん

ロープウェイ山麓駅から徒歩5分 値段はなんと250円

なかなか良心的ですね。

 

さて、僕はこの写真に函館らしさと面白さがある写真だと思って撮った1枚

皆さんに伝わりますか??

はい!!!そうです!!!

そーなんですよ!!!分かってもらえますか。

では、この写真から読み取れる面白さ函館らしさをご紹介します。

 

まずは、函館独特の和洋折衷住居文化!!!

1階が和風、2階が洋風の建造物です。

※ここからはながーい説明に入りますので

 興味ある方だけお読みください

北海道函館市にはそんな和洋折衷の建築物が立ち並んでいるという。しかも函館市公式サイトの観光サイトに紹介されているので、それほど有名なものばかりが立ち並んでいるということになる。
ではどうして函館がここまで和洋折衷の建物が増えたのか、まずはそこから読み解いていこう。

その始まりとしては江戸時代末期にまで遡る。函館は当時日本を代表する貿易港として、いち早く世界へと門を開いたことがきっかけとなり、アメリカ・ロシア・イギリスなどの領事館が相次いで立ち並ぶことになる。その影響で外国人が沢山住むようになり、横浜や長崎と同じく、外国人の居留地として設置されることになった。しかし函館自体が広くなかったため、実際のところは外国人が来たために市街地はほとんど雑居状態になってしまったという。

現在でも元町には教会と寺院が隣同士で立ち並んでいるという、何とも不思議な光景が拝めるというのだ。なんだか、信奉的な面を考えると、全く異なる神を見るのは複雑な気分になりそうだ。
そんなこともあり函館の人々は外国人と暮らすことになり、彼らから西洋の最先端の技術を手に入れることが出来た。特に大工は、彼らの指導を元に、今まで作ったこともない教会・領事館などの洋風建築に取り掛かり、さらには宣教師や外国人商人の洋風住宅建築の依頼もこなし、経験したことのない苦労を感じながらも技術を習得していったという。

ところが、函館が世界に向けて開港したのはいいものの、輸出入額がわずかということもあり、商人達は更なる利益を求めて、横浜や工場といった都会へと商売の地盤を変えて、函館を去ってしまったという。去ったことで町は当然苦労するが、一番苦労したのがやっとの思いで西洋の建築技術を手に入れた大工たちにとって、稼ぎ頭となっていた商人たちがいなくなったことで生活するのも危うくなってしまう。何とかしなければと考えたとき、当時財力があった海産商を中心にした、店舗・住宅の建築に洋風の様式を取り入れる事を強力に勧誘するようにした。そんな大工達の勧誘に、商人達は建物を造ることに同意したのである。
なぜかというと、当時は諸外国と不利な商取引を強いられており、長年の悲願でもあった彼らとの対等な取引を行なうためにも、馴染みの和風の生活様式を守りながら洋風を意識しながら店舗・住宅で対等な立場として、強烈に誇示する必要があると考えての行動だったと考えられている。
街並みががらりと変わり始めたのは、明治11年に発生した函館大火災後街区改正で、役所はロシア・ウラジオストックの街並みを模倣するように指導し始めたという。坂の途中に立つ建物は、下から見ると2階部分のみが重なるように見えるので、そこが目立つように洋風で鮮やかなペンキ塗りにして外国に負けない『近代化都市』であることを強く印象付けようとしたという説がある。

 

横浜・長崎などより、遥かに外国と強い結びつきのあった函館としては、経済的、そして精神的にも、外国に追いついて、やがて追い越すことを急務としていた背景が伺える様になっている。その後、明治20年代後半から昭和初めまで、商店に限らず一般庶民宅にも、洋風を取り入れた『上下和洋折衷住宅』が広がっていくことになる。その途中の明治40年には、当時全戸数の約半数にあたる12千戸もの住宅が消失する大火災が発生したが、その後の復興は目を疑うほどの速さで行なわれていき、和洋折衷住宅の街並みを形成していく助けを結果的にしたことになるのであった。

 

と言う事なんですねー。。

これが函館らしさ!

そしてなんとここが洋菓子のソフトクリームを

あえて1階の和風の方で売っているというこのアンバランスな矛盾感!!!

面白くないですか??

 

なんとなーく見過ごしている所でもよくよく見ると

面白い所たくさんありますね♪

函館へお越し下さった皆様にもこういう面白い函館文化に触れて頂けたら

もっと充実した旅行が

楽しめること請け合いです!!!

 

このブログ記事を見て少しでもたくさんの方が旅行を楽しんで頂けたら

スキルアップセミナーに行った甲斐があるのではないでしょうか。。

 

皆様の御旅行、観光少しでも楽しんで頂ける様心より祈っていますね♪

 

P.S

そろそろ函館山は寒くなってきました。

上着など、羽織って来る事おススメします!!!!

 

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箱館はじめて物語

函館は日本史上でも重要な町の一つです。

150年以上前、鎖国状態にあった日本が、横浜・神戸などとともに最初に開港した町です。

開港して外国から様々な文化が持ち込まれ、函館は発展していきました。

そんな中、函館で日本初のものがどんどん誕生していきます。

日本初のストーブ・日本初のコーヒー、なんとクリスマスツリーも函館が日本初だそうですよ。

そんな函館にまつわる「はじめて」を紹介した本が次に紹介する『箱館はじめて物語』です。

箱館はじめて物語.jpg

函館在住の歴史研究家・中尾仁彦さんが2010年に自費出版し、完売したものを

増刷を望む声を受けて改訂版を発行。分かりやすく、楽しく函館を知ることができ、

通常のガイドブックには無い、数々の歴史を育んだ深みのある町、函館を味わうことができる

一冊になっています。

函館市内の書店、当社の山麓駅の売店でも販売しています。

また、電子書籍も販売していますので、詳しくは新はこだてライブラリのHPを

ご覧ください。

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『函館のお天気はおまかせ下さい!』っと言ってみたいなぁ・・・

  • 投稿スタッフ: 港のヨーコ
  • 2011年11月25日 14:59
  • カテゴリー:豆知識

皆さんこれは何をしているかおわかりですか?

函館にある海洋気象台の方にロープウェイまで来てもらい

「目で見る天気 函館編」と題して気象の講座を開催していただきました!

その時のロープウェイスタッフ(社長・専務を含め)の様子です。

真剣です!(笑)

 

k-1125天気2.jpg なぜこのような講座を開催したかというと!

ロープウェイは非常に天気に左右されやすく、気象とは 切っても

切れない関係にある為 例えば函館山に雲がかかるのはなぜ?

という疑問が理解できれば お客様からのお問い合わせにも

明確に伝える事ができ、そして納得いただける回答ができるはず!

という観点からスタートしました。

k-1125天気3.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は気象の豆知識を勉強したので、次回はもっと身近な

「函館山と気象」について 勉強するぞーーーー!

 k-1125天気1.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

講座内では沢山の疑問・質問が出たのでその中の2 点教えちゃいます!

  ①初夏の函館山にはどうして雲がかかってしまうのか?

回答:函館山を含め山岳では特有の地形性の雲ができる事があります。

    山に吹きつけた気流が山の風上側で山腹に沿って上昇し、風下側で

    下降した場合、  この空気の強制上下運動が引き金となり雲ができる

    場合があります。

      雲が発生するには空気中に十分な水蒸気が必要ですが、

       函館山の周囲は海からの湿った空気が吹きつけやすいことから、 雲の

    発生条件を満たしやす いと考えます。

    そのほか、海で発生した霧が陸地に向かった場合、   地上付近では消えても

    少し高い所では低い雲として残り函館山を覆う場合もあります。

 ②霧ともやの違いはなんですか?

回答:霧ともやは空気中の小さい水滴が原因となる現象で、函館海洋気象台では

    観測者が実際に 目で見て霧やもやを観測し、判別しています。気象台が

    観測している各種気象現象は 教科書となる「地上気象観測指針(気象庁)」で

    示されており、霧ともやは以下のように 定義されています。(要旨のみ抜粋)
<霧>

        ごく小さな水滴が大気中に浮遊する現象。水平視程(目の高さで見通せる距離)が

     1km 未満の場合をいう。霧の中の相対湿度は一般に100%に近い。

<もや>
       ごく小さい水滴または湿った吸湿性の粒子が大気中に浮遊している現象。

    水平視程は1km 以上の場合をいう。もやの中の相対湿度は一般に霧の場合よりも

   小さく、 目安としては75%以上が多いが100%になることはない。

 

今回お世話になった函館海洋気象台の中舘さん、木立さん、吉田さん

大変にありがとうございました。

気象の事は、ここ函館海洋気象台にアクセス!

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