- 2011年8月13日 09:29
- カテゴリー:函館小話
皆さん、こんにちは 本日からブログスタッフに参加します "函館山のミツバチ" です
まずは一枚
ここは函館山ロープウェイ山麓駅前の通り「日暮通り」です。
普通の街中の通りでも、道の先にあたりまえのように教会があって、自然に異国情緒を
感じさせてくれる・・・。 僕はそんな印象が大好きで、この道を教会方面から歩く時は
何度も振り返り、立ち止まってしまう、お気に入りの場所の一つです。
さてさて、実はここで、その"異国情緒"をさらに演出してくれているのが、道端にある
"黄色の消火せん"・・・
えっ? 消火栓って"赤"じゃないの? と、観光でいらっしゃる日本各地の多くの方は 思うはず!
そうなんです。函館の"消火せん"は"黄"なんです。
( ↑上の写真と同じ消火栓のアップです)
ねっ、なんだか異国情緒を彩るオブジェみたい・・・なんて感じさせてくれますが
実はれっきとした現役消火栓です。
本州に多くみられる「地下式」では、冬の積雪や結氷でいざというとき作業が困難になったり
しますし、夜間や降雪時での視認性も考慮しているそうです。
詳しい解説は専門の函館市消防本部さんのサイトをご案内しますので是非ご一読を
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/syoubou/w-hakosho/ayumi/w-ayumi-syouka.html
そうなんですね、過去の大火の教訓から、日本でもいち早く消火設備の充実・向上に
取り組み、欧米、とくにアメリカの消火栓を参考に製造したものなんですね。
だから、どことなく異国の雰囲気が醸し出されているのも頷けますね。
そしてもうひとつ、この場所での おすすめが・・・ 散策の曜日と時間です。
(街を見渡すと) (函館山の方を見上げると)
通りの両側の景色を写真でご案内しつつ、その解説を・・・。
実はこの場所は本当にいろいろな"音"が楽しめるのです。
さらに、土曜日か日曜日にこちらにいらっしゃれるならば、是非土曜日は夕方5時頃
日曜日なら午前10時頃をおすすめします。 なぜならば・・・
これもすぐ近くにある「函館ハリストス正教会(愛称:ガンガン寺)」の鐘の音が
それこそまるで街のBGMのようにメロディーを奏でながら響き渡ります。
そして目を閉じて街の方を向けば、遠く波の音や船の汽笛を・・・
同じく函館山の方を向けば、野鳥のさえずりや噴水の音を間近に捉えることが・・・
海を渡ってくる爽やかな風を全身で受けとめながら、それはそれは至福の感覚を
感じることが できますよ。
では、次回もお楽しみに 初登場のロープウェイスタッフ「函館山のミツバチ」でした。