- 2011年10月17日 11:05
- カテゴリー:おしらせ
社員が集まって何をしているのかといいますと...
みんな真剣な顔で救命講習を受講しています。
函館市消防本部の方に二日間にわたって来ていただき、
AEDを使った救命の仕方を教わりました。
ところで、AEDという言葉よく聞きますが、
この医療機器はどんな時に有効かご存知でしょうか?
ここでちょっと簡単な説明を...。
私たちの心臓は電気刺激により規則的に収縮し、
血液を送り出すポンプの役割をしているのですが、
その電気刺激がうまく伝わらずに心臓が無秩序に収縮する心室細動が起こることがあります。
こうなった場合、一刻も早く電気的除細動を施行することが必要とされますが、
それを行ってくれるのがAED(自動体外式除細動器Automated External Defibrillator)です。
心室細動が起きた場合、救急車が到着してからの施術では、生存率が極端に低くなってしまいます。
AEDでどれだけ早く心臓を正常に動かせるかで、命を救えるか救えないかの分かれ道となります。
弊社では、山頂駅と山麓駅にAEDを設置しています。
AEDを使う機会がないことを願っておりますが、万が一、急に体調が
悪くなったお客様に即座に対応できるように、
今回のような講習会を開いて社員一同勉強しています。
今回の講習では、一分一秒を無駄なく行動することで救える命がある...初期動作の大切さを痛感しました。
楽しい旅行中に思わぬ体調不良に見舞われることもあります。
そんな時は無理せずに近くの社員に声をかけてくださいね。
無事に我が家に帰って、初めて「いい旅」であることを心から願っています。